震災から早8か月
今でも あの日のことを思い出すと色々なことが
蘇ります。

震災があった日、私は実家のある 隣市へ行っていました。
あの地震があった時間は子供たちの下校時間で
地震がおこっている間、子供が心配で心配で仕方ありませんでした。
家に留守番しているワンコ達がどうしているかとか
大丈夫かなとか色んなことが頭の中を駆け巡って。。。
電話も繋がらない学校や家へ連絡しようもなく
無我夢中で車を走らせ先に
通学路を子供を探しながら学校へ向かいました。
学校では生徒が校庭へ避難していて、泣き叫んでる子たちや怯えた表情の子
恐怖で歩くことも出来ず、母親に抱きかかえられて帰る子がいました。
上のお姉ちゃんは校庭へ避難しているのを見つけられたのに
息子の姿は無く、先生へ確認すると『もう下校してしまっていました』と言われ
真っ青になりながら探しました。
道路には倒れた塀や落ちた瓦。。。盛り上がったり陥没した道路
パニック状態に陥りそうになりながらも(いや、パニック状態だったと後に旦那から聞かされました)
無事に息子を見つけられたのは地震から一時間位あとでした
色々な方に助けてもらったり保護していただいていたのです。
皆無事で良かった。。。。
息子が覚えている範囲で震災が落ちついた後、助けていただいた家の方に
お礼にいきました。
その方は、下校途中の息子たちを見つけ『そっちを歩いていては危ない!!!瓦が落ちる!!!こっちに来なさい!!』そう言った直後に瓦がバラバラ落ちてきて。。。
間一髪だったそうです。
その後は中学生のお姉さん二人が危ないからと付き添って途中まで歩き
その次は家で保護してくださった方が余震がおさまってから車に乗せて学校へ
連れて行く途中で息子と行き会えたのです。
助けてくださった方々を今でも本当に感謝しています。
息子は興奮しながら車の中で
『瓦が凄い落ちてきてね、アパートの壁が落ちたりマンホールの蓋が飛んだんだよ!!!』
と話していましたが、家に戻り家の中を見て
改めて凄い地震だったのだと、ただただ唖然

撤去する際に大人の男性4人がかりでやっと持ち上げた蓄熱暖房機

クローゼットの中から色々なものが全て出てしまっていた息子の部屋

寝室の引き戸が倒れて蓄熱暖房機も固定の金具がむしり取られ移動
してました。
パソコンが見事なまでに吹っ飛んで凄い位置に(;_:)
家の中に子供たちが居なくて良かった。。。その時は本当にそう思いました。
わんこ達の部屋の上は吹き抜けで屋根裏部屋を作っている途中だったので
屋根裏にあった全てのフロア材などが
ゲージに付き刺さった形で落ちていました
犬たちの姿も見えず声も聞こえず
旦那は、もう犬は駄目かも。。。そう思ったそうです。
でも、突き刺さったフロア材や木材の間に小さくうずくまって震えている
3匹を見つけた時は『こっちにおいで』と言っても
ただ震え怯えているだけで木材をよけ抱き上げてもずっと震えたままでした
凄く怖かったよね。。。
でも、良かった。。。良かった。。。みんな無事で。。。
現在は我が家は半壊で済んだものの、周りの家は全壊で建て直している家も
少なくありません
まだ家があるだけ命があっただけ、どんなに幸せか
改めて日々の大切さ命の尊さを感じさせられます。
今も大変な暮らしを強いられている方々
大切な人を亡くし苦しんでいる方々が
1日でも早く元の生活に戻れるよう祈ることしか今は出来ない自分が悲しいです。。。
アンジュママさんへ
コメントいただいていたのに、お返事できないでいてごめんなさい。。。
アンジュママさんの家がもしかしたら沿岸部ではないかと心配でしたが
震災後、携帯からブログを見て皆が無事と分かり安心していました。
けれど親戚の方々も亡くなられたと知りとても複雑な思いでいっぱいです
ご冥福をお祈りいたします。。。
はるり(08/10)
くーちゃん(08/08)
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はるり(06/11)
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アンジュママ(06/08)